|
●国道側の大鳥居 ●社殿横の石の環くぐり ●拝殿 ●神紋−五七の桐
|
●本殿を見る ●長寿の滝という「丹の水」 ●東向きの鳥居 ●大石酒造の杉玉と家紋
|
薭田野神社は和銅二年(709)の創建で、その後平安時代には延喜式に記された古社。御祭神は保食命(うけもちのみこと=別名豐受大神で伊勢の外宮と同じ御祭神)・大山祇命(おおやまずみのみこと)・野椎命(のづちのみこと)の三柱で五穀豊穣の守護神。
鎮守の森中央の土盛は弥生時代以来の祭祀跡。神殿南側堀内の京式八角石燈籠は鎌倉時代の作品と言われ、旧法で国の重要美術品の指定を受けていた。八月十四日に行われる四社合同の夏祭りは「丹波佐伯郷の燈籠祭」と呼ばれ食物の豊作を祈願する平安朝以来の大祭として伝えられている。平安時代に御所より当社に下賜された「五個の神燈籠」は、当時の稲作の様子を五場面に表わし神輿や大太鼓とともに五穀豊穣祈願の神事の中心となり燈籠祭と呼ばれる所以である。また、背丈三十cmほどの日本最小の串人形で浄瑠璃が演じられる。京都府より無形文化財の指定を受け、国の無形文化財記録保存に採択されている。 なお当神社は薭田八幡宮とも称し、疫病退散・健康長寿の霊験あらたかな社として称えられ、また女性の守り神として若い女性の参拝も多い。最近は悪病退散・癌封治の社として全国より参拝者も多い。 【境内説明板より転載】 ・・・・・・ 薭田野神社の東隣に「翁鶴」銘柄で知られる大石酒造がある。ここにあるマネキン人形は、 関西のお化け番組「探偵ナイトスクープ」に紹介されたもので、放送後、 こちらに引き取られたものとして知られている。 |