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祭神は万物を限りなく生成・満ち足しめる国土の守護神と崇められる生島神・足島神である。社伝によると、健御名方富命が信濃国に下降のみぎり、生島足島神を祭祀し米粥を煮て献供されたと伝える。戦国時代、甲斐の武田信玄が信濃国に侵攻し、社領安堵状・敬白願書を寄せた。また、甲斐・信濃・上野の武将は起請文を奉り、いまなお八十三通が保存されている。 社域に足を踏み入れると、御柱が立てられ、そこかしこに神紋の「梶の葉」が据えられていた。境内を散策したあと、神社近くにある蕎麦屋で信濃名物の蕎麦に舌鼓をうつというのも一興。 ●神紋/●近くの神社にも「梶の葉」紋が/●信濃は蕎麦がおいしい |
真田神社・白鳥神社 |
上田市内にある真田氏の古城-上田城の本丸跡には「真田神社」が祀られている。また、隣町の東部町の海野宿に足を伸ばすと、日本武尊を祭神とする「白鳥神社」が鎮座し、いずれも、真田氏ゆかりの神紋を見ることができた。 ●真田神社の道標/●真田神社本殿/●白鳥神社 |