鉄線紋
鉄線はキンポウゲ科の落葉蔓性草。現代ではクレマチスといった方が分かり易い。もっともクレマチスは西洋種が混入して、本来の鉄線とは少し違う。鉄線の花は桔梗に似て美しい。そして茎が針金のように細く、強い。鉄線の名はここからきたのだろう。鉄線の家紋は、花を象ったものだが、花弁の数が五つから八つまであり、花の形もさまざまで、同一の花とは思えない。
(鉄線)
【主な使用家】
「寛政重修諸家譜」には、清和源氏の片桐、平田、金子の三氏。藤原支流の宇田川、薮の二氏、大江氏流の永井氏があげられている。明治維新の功臣で、日本の近代兵法の確立者である大村益次郎の墓には「五弁の鉄線紋」がついている。
八つ鉄線
三つ葉鉄線
花鉄線
永井鉄線
八つ花鉄線
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人には誰でも名字があり、家には家紋が伝えられています。 なんとも気になる名字と家紋の関係を
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