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打板紋

 打板は中国の銅製楽器で、朝板・雲板ともいい、鎌倉時代に禅宗とともに渡来した。坐禅・法要・起床・食事などの合図にこの打板を用いる。いまでいう呼び鈴のようなものだ。肩のところに切れ込みがあり、その対象形が好まれて衣服の文様にも用いられた。それがいつか家紋ともなった。
(打板)

【主な使用家】


 打板紋の使用家は少ないし、家紋としてもそれほど普及していない。あげれば、清和源氏流の小菅氏、桓武平氏流の杉原氏、藤原氏流の松波・蔦木・安藤などの諸氏である。


団扇打板

打板菱

打板に七つ星

三つ打板

釣り打板



地方別武将家 由来を探る 社家

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